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| 生活習慣の改善で脳力UP!30日かんたんトレーニング | |
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| MESSAGE OF THE WEEK |
視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の「五感」こそが、脳を刺激するキーファクターです。
前回ご紹介した、キャンプでの食事がおいしく感じられるのは、この五感がフルに刺激されるものだからです。
脳に入力される情報は、すべてがこの五感によってもたらされます。
人間の場合は、そのうちの80パーセントは視覚が占めています。
まさに「百聞は一見にしかず」ですね!
では、その他の感覚はいかがでしょう。
犬と比較してみましょう。犬の嗅覚の中でニンニクを嗅ぎ分ける能力は、なんと人間の2000倍もあります。酸の臭いだと、人間の1億倍もの能力があるそうです。散歩に連れられた犬が、電信柱ごとにほかの犬の匂いをクンクンと嗅ぎ、縄張りを確認するのは見慣れた光景です。
このように犬に限らず四本足の動物は、匂いを嗅ぎまわってエサを探します。
生存本能に根ざした行動を取っているのです。
二本足になって、遠くを見渡せる視野を獲得した人間は、生存を嗅覚に頼らなくても済むようになりました。そのために嗅覚が退化したと考えられています。
嗅覚・味覚・触覚など、動物としての生存に直結する感覚を「原始感覚」と呼んでいます。
視覚ばかりが発達した人間が脳を活性化させるには、この「原始感覚」を鍛えることこそ重要です。
大脳生理学の研究では、ソフトウエアである前頭葉から発せられるゴーサインによって、人間が行動を起こすことが明らかになっていますが、この前頭葉は視覚刺激だけは活性化せず、嗅覚・味覚・触覚と"共感覚"的刺激を受けて活性化することがわかっています。
こうした「生きもの」としての「原始感覚」が加わることで、「隠し味」が加わって素材の良さが引き出されるのと同様、人間として素晴らしい「味」が引き出されるのです。
参考文献:『「超」脳力UPプロジェクト』大島清著/きこ書房刊