生活習慣の改善で脳力UP!30日かんたんトレーニング

5日目-1 脳の「キャナリゼーション」の恐怖<カンタン脳刺激・1>

update:2006.8.16

突然ですが、「キャナリゼーション」って何だと思いますか?
“canal(キャナル)”とは、英語で運河や水路の意味。
“canalization(キャナリゼーション)”は「水路づけ」という意味になります。
つまり、同じ所ばかりに水が流れると、そこが決まった水路になってしまい、ほかには流れなくなることをいうそうです。

人間の脳でも、まったく同じことがいえるのです。
いつも同じパターンの思考を繰り返していては、思考が“水路づけ”にされてしまい、脳に新たな発想の余地がなくなってしまいます。

常に決まった考えしかできず、柔軟な発想ができなくなってしまうのです。
神経細胞がシナプスを結合し新たなネットワークを作る、ということをしなくなってしまうんですね。

実は、普段からわたしたちは脳を柔軟に活用しています。
例えば「交通渋滞に遭う前に、別ルートの裏道を行く」などがそれです。このように日常的に行う「こうすればうまくいく」といった“成功パターン”の積み重ねのおかげで、予測不能のさまざまな事態に対応できる場合もあるでしょう。

でも、万事を意識せず、ワンパターン的な思考に終始していては、脳は少しも活性化されないのです。これらの行動は意識的に行うことで、初めて脳も働きます。

では、どうしたら脳をキャナリゼーションさせないで済むのでしょうか?

次回はその話をします。

参考文献:『「超」脳力UPプロジェクト』大島清著/きこ書房刊

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