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前回は料理をつくりました。今度は、じっくり味わうことにしましょう。そこで今回は、「よく噛んで食べる」ことの効用をお話します。
「咀嚼」の効用は、実は数え切れないほどにあります。まず、咀嚼することにより、脳への血流が増加して、脳に刺激を与えて覚醒作用を起こさせます。
次に、咀嚼することで口内に多量の唾液を分泌させます。デンプンを消化し、よく噛むことで食物そのものを消化吸収しやすいように粉砕することに加え、唾液によって食べものを飲み下しやすくします。
これは消化器官のためによいのです。
また、唾液には「ペルオキシターゼ」という酵素が含まれています。同志社大学の西岡一教授は、ペルオキシターゼがトリプ・P‐1という強力な発ガン物質を、何と13分の1に押え込むことを発見しました。
つまり、よく噛む人はそれだけ、がんにかかりにくいと言えるのです。
「噛む」行為が、私たちの身体に与える影響は、まだたくさんあります。
次回も引き続き、咀嚼の効用についてお話しします。
参考文献:『「超」脳力UPプロジェクト』大島清著/きこ書房刊