生活習慣の改善で脳力UP!30日かんたんトレーニング

22日目−1 「蹴り出し歩き」にトライ!<拇指丘の刺激:1>

update:2006.9. 7

長寿の人が多く住む地域には、坂がつきものだってご存じでしたか?
中国の平安村という、厳しい傾斜のある山岳地帯で暮らすチワン族には、百歳以上のお年寄りがたくさんいます。

またパキスタン北部の山岳地帯には、「桃源郷」として旅行者に名高いフンザという地方があります。ここは宮崎駿監督のアニメ映画『風の谷のナウシカ』のモデルとなったといわれる“風の谷”がある場所で、長寿の里として知られています。

坂と長寿の関係はなんでしょうか?
これは「つま先に体重をかけて歩く生活習慣」が大きな要となります。坂を歩くと自然と足の親指周辺に体重がかかります。実は足の親指の付け根の部分には、脳に伝わる神経が密集しています。ですから長寿の地域では普段から脳神経を刺激しているのです。

歩くことが脳の活性化につながることはこのプロジェクトの第11日で紹介した通りです。同じ「歩く」にしても、拇指丘近辺を刺激しながら歩く「蹴り出し歩き」が、最も脳に効果があるのです。

イヌやネコが地面に穴を掘るとき、足で土を後方に蹴り出します。あるいは、スキーをしたことのある人ならわかると思いますが、滑り出しのとき、板を後方に蹴り出すはずです。そんな要領で、親指に力を込め、大地を後方に “蹴り出す”ようにして歩くのです。

こうすると、無理に早足になろうとしなくても、自然に歩くスピードが速くなります。そしてこれが、脳にさらに刺激になるのです。

その理由は次回、ご説明しましょう。

参考文献:『「超」脳力UPプロジェクト』大島清著/きこ書房刊

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