| 脳と心のエトセトラ | |
| 生活習慣の改善で脳力UP!30日かんたんトレーニング | |
| この習慣があなたを成功者へ変える! | |
| MESSAGE OF THE WEEK |
古代ギリシャの医師で「医学の父」と呼ばれたヒポクラテス。彼は「歩くことで頭が軽くなる」と説いたと言われています。
以前にもご紹介しましたが、適度に運動をすることは、脳の活性化にとても大きな効用をもたらします。
歩くことの効用を、大脳生理学の観点からご説明しましょう。
筋肉の中に“筋紡錘(きんぼうすい)”と呼ばれる知覚神経の末端があります。
歩くことを始めとする運動でここが刺激され、さらにこの刺激が脳に送られて、脳が活発になるという仕組みです。
「歩いている時は、寝ている時よりも脳細胞の働きが10%も活発になっている」と説く学者もいるくらいです。
人間は、約400万年前に二本足で立ち上がり、歩くようになりました。
そして直立二本足歩行をするようになってから約200万年のあいだに、脳の重さはおよそ2倍に増えたのです。歩くことが脳に重大な影響を与えることを示す好例といえるでしょう。
さらに、もう一つ。
ウォーキングは激しいスポーツと違って、足腰への負担が少なくてすみます。
高齢者にはもってこいの運動ですね。歩く場所に公園などの安全な場所さえ選べば、安心です。また、移動で目に見える風景が、日々変わります。これも脳にいい刺激を与えてくれます。
サクラや菜の花を見て、胸いっぱいに春の香りを吸い込みます。道端にタンポポが咲いていたり、ツクシが生えているのを発見します。風がそよぎ、ポカポカと暖かな日差しが降り注いできます。
五感を適度に刺激し、歩きながらさまざまな発見できるのが、ウォーキングの長所ですね。
参考文献:『「超」脳力UPプロジェクト』大島清著/きこ書房刊