| 脳と心のエトセトラ | |
| 生活習慣の改善で脳力UP!30日かんたんトレーニング | |
| この習慣があなたを成功者へ変える! | |
| MESSAGE OF THE WEEK |
ほとんど同じ環境で、同じようなストレスを受けているのにも関わらず、平然とそのストレスを乗り越える人と体調や精神状態を病んでしまう人とがいます。
こうした違いは個人の「ストレス耐性」の差からくるものなのですが、この「ストレス耐性」とはいったいどこから生まれてくるものなのでしょうか。
一説には、子どものころに母乳で育った人はストレスに強いともいわれています。母乳の味は母親がその日に何を食べたかによって違ってくるもの。
そのため母乳で育った子どもは、毎日違う味、違う匂いのする乳を飲んでいたため、五感が刺激されて脳の発達が促されていたと考えられるのです。
粉ミルクで育った子どもの場合、栄養的には母乳に劣ることがないものの、当然その味や匂いは毎日同じものとなってしまいます。すると五感への刺激も少なくなってしまうでしょう。
また、近年の研究では、ストレスに強い脳は環境に素早く慣れる力が高い脳であるともいわれているそうです。環境に素早く慣れる力とは“環境を素早く覚える力”であり、端的にいえば記憶力のことを指すのだとか。同じ環境下にいても、その環境に対応する方法を素早く記憶できる人はストレス耐性が強く、なかなかその環境について記憶できない人はストレスを受け続けてしまうわけなのです。「ストレス耐性」は記憶力と深く関係している、ということなのですね。
脳内で記憶力を担う場所は「海馬」と呼ばれる部位です。「海馬」を鍛える方法としては、適度のランニングや食べ物をよく咀嚼すること、多くの人々と積極的にコミュニケーションをとることなどが挙げられます。しかしそれだけではなく、記憶力をサポートするためには五感を豊かに働かせることも重要です。記憶の脳に情報をインプットする際のカギとなるのは、色や形、匂い、音、味などをいかに脳内に印象的な情報として伝達できるかどうか。それには五感の豊かさ、繊細さが欠かせません。芸術に触れたり、音楽をゆったりと鑑賞したり、おいしいものを食べたり…そんな五感を心地よくする生活が、記憶脳をサポートし、ストレス耐性を高めてくれることでしょう。