脳と心のエトセトラ

vol.57 オープンハートを導く“ね”の魔法

update:2007.9. 6

心を通わせたいのに、なかなか気持ちが通じない人。
否定的なことばかり口にして、心を閉ざしてしまう人。

気持ちをひとつにしたいのになかなかうまくいかないという人が、職場の同僚や友人、家族にいませんか? そんな相手の気持ちを少しずつこちらに引き寄せる、そのきっかけになるだろう方法が“ね”の魔法です。

相手の心を開くには、まずこちらの話に同意してもらうことがはじまりとなります。何か相手の同意を得たい事柄があるときは、本題に入る前に、相手の同意を得やすい雰囲気を作ってみましょう。そのためには、その日の天気やニュースなど、どんなことでもいいので「そうですね」と同意できる話をいくつか振っていきます。

すると相手は、「そうですね」と連呼することになるでしょう。そうなったらこっちのもの。相手には“YES”を口にする準備が整っています。そこで、同意を取りたい質問を投げかける。ただし、強引に“YES”を取ろうとしている雰囲気が相手に伝わってはいけません。そこで、文末に“ね”をつけてみるのです。

「ミスをしてしまったのは仕方がないけど、せめてすぐ連絡してもらえるとよかったよね」

相手の気持ちは“YES”モードにあります。だから、“~ね”と、やさしい口調で問いかけられると、なかなか反発しにくいもの。肯定的な雰囲気のまま、何となく同意の言葉を発してしまうことでしょう。

なかなか心を開いてくれない相手には、この“ね”の魔法を、日ごろの会話の随所に挟みこんでみてはいかがですか。すべての“ね”の魔法がうまく行くとは限りませんが、次第に相手の心はオープンハートになり、意思の疎通がはかりやすくなると思いますよ。

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