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私たちの脳内には、毎日5万個もの“考え”が浮かんでいるのだそうです。
もし、考え事の1割が消極的な内容だったとしたら、1日のうちに5000回はネガティブなことを考えていることになります。0.1割だとしても、500回はマイナスの自己暗示をかけてしまっていることになるのです。
考え事は、できる限りポジティブな内容のほうがいい。とはいえ、知らないうちにネガティブな自己暗示に陥ってしまうことも少なくありません。たとえば相手に何かを頼まれたり、責任のある仕事を任されたりしたときに、うまくできるかどうか自信がないな、と思ったとします。そんなとき、
「がんばってはみるけれど・・・」
とつい口にしたあとで、「自信がない」のひと言を飲み込んでしまう。口に出しかけた弱音をぐっとおさえるという経験は、多くの人が持っていることと思いますが、こうしてネガティブワードを飲み込んでしまうと、否定的な感情が潜在意識の中でうずまいてしまうのです。そうなると、マイナスの自己暗示に陥りかねません。
ネガティブな言葉を飲み込みそうになったら、すぐにポジティブな言葉に置き換えて口から吐き出しましょう。「がんばってはみるけれど」のあとに「自信がない」といいそうになって飲み込んでしまったのなら、すぐに頭を切り替えて「ベストを尽くして楽しんでみる!」といってみます。また、相手がネガティブな発言を飲み込んでしまったときは、代わりにあなたがポジティブな言葉をかけてあげてみてください。相手が「自信がない」といいたそうであれば、「何事もやってみなければわからないよ!」と、前向きな表現に変換してあげて。そうすることで、その人がマイナスの自己暗示にかかってしまうのを防ぐことができるのです。
ネガティブな言葉は口にしないほうがいいのですが、のどまで出かけたネガティブワードを飲み込んでしまうのは禁物。心にマイナスな感情をため込まないように、上手に吐き出していきましょう。