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前回このコーナーで「体内時計」について触れました。
太陽が昇っている時間は心身の活動性を高め、太陽が沈んだら心身を休息させる…それが体内時計の役割なのですが、この体内時計によって仕事効率のいい時間帯、悪い時間帯というのも生まれるのだとか。そこで今回は、「体内時計」に基づく仕事の進め方についてご紹介したいと思います。
朝、会社に出社したら、まずは伝票の処理や見積もり作成、経費の精算作業などを行ってみてください。というのも、午前10時ごろになると、脳の敏捷性が1日でもっとも高くなるため、午前中は数字を素早く処理するような作業が効率よくこなせる状態にあるのです。このときポイントとなるのは朝食。脳の活動性を高めるために、脳のエネルギー源となる炭水化物をしっかり摂っておきましょう。
正午を過ぎたら、集中力が必要な仕事をこなしましょう。書類を読み込む、セミナーを聴講するといった予定は午後イチに入れるのがおすすめ。この時間帯は、1日のうちでもっとも集中力が高まるのです。ただし体内時計には、15時ごろになると睡魔がピークになるようプログラムされているので、集中を要する作業はその時間帯までに一区切りを。
もし、午後の睡魔がひどくて悩まされている人は、昼食後の覚醒度を高めるくふうを取り入れてみては? たとえば朝はカフェインを抜き、昼食後に最初のカフェインを摂るようにすると、午後の覚醒度が高まりやすくなります。また、炭水化物は眠気をさそう作用があるため、昼食は炭水化物を控えめにし、肉や魚といったたんぱく質をメインにするというのも◎。たんぱく質には、知的エネルギーに関わる脳内物質であるドーパミンの分泌を活性化させる作用があるため、15時の睡魔対策にも打ってつけです。
夕方が近づいてくると、知的作業能力は徐々に衰えてきます。そこでこの時間帯は、体を動かす作業をメインにしていきましょう。筋肉の活動性は夕方5時ごろにピークを迎えるため、夕方は運動能力がもっとも高まるとき。オフィスの備品交換や出荷作業、外回りなど、チカラ技で片付く仕事はこの時間帯に割り振るととてもスムーズ。オフィスでの1日が気持ちよく終わりを告げることでしょう。