3分間 ショートセミナー

第6回 3分間ショートセミナー

みなさん、こんにちは。松橋順子です。


前回は「自分の言いたいことを伝えるための最初のステップ」をお伝えしましたので、今回は次のステップをご紹介します。

相手に伝えたいこと、「~してほしい」「~してほしくない」を明確にしたら、あとは、伝えるだけですね。
伝えるときには、自分の感情がおさまってからというのは言うまでもないことですが、前回お伝えした最初のステップをしていく中で、自然に感情もおさまってくることが多いのではないかと思います。


伝えることを明確にしたら次は、いつ、どこで相手に伝えるのかを決めます。


突然に、言い出すよりも、相手が聞きやすい時間帯や場所を設定することも必要です。相手にちゃんと伝えたいのであれば、相手が好きなTV番組を観ているときや食事中、お酒を飲みながらの場面、車の運転中は避けたほうがいいかもしれません。


場合によっては、「お話したいことがあるのですが、お時間をいただけないでしょうか」と相手の都合を聞いて日時、場所を設定したほうがいい場合もあります。


伝える時間、場所を設定したら、次の6つのポイントに注意して伝えていきます。


1)要求はひとつに絞る
具体的にひとつの要求だけを伝える
言いたいことはたくさんあるとは思いますが、多くのことを要求しても相手は混乱するだけです。逆の立場になってみると、多くのことを要求されても困りますよね。まずは、ひとつだけを伝えます。


2)繰り返し伝える
相手があってのことですので、どっちが正しいかの話になってしまったり、話がそれていったりしてしまうこともあるでしょう。それでも、絞った同じ要求を繰り返し、静かに何回でも伝えていきます。


3)自分の気持ちを言葉にして伝える
その場で感じた気持ちや今の気持ち、相手が~してくれたら、または~しないでくれたら自分がどんな気持ちになれるのかを言葉にして伝えます。


4)はっきりとしたボディランゲージで伝える
相手の顔をみて話す
語尾まではっきりと話す(~なんですが・・・で止めないこと)
相手に真剣に聴いてほしいのであれば、真剣な表情で話す


5)相手を理解する言葉を加える
どんな事情、状況であっても相手には相手なりの理由や思いがあるのかもしれません。話の最初でも途中でも最後でもいいですから、相手を理解する言葉を必ず入れて伝えていきます。


6)会話を自分から終える
意外に大切なのが、この「会話を自分から終える」ということです。相手が「わかったよ」と言ったのに、その後も長々と話を続けるのはくどくなるばかりです。「わかった」「考えてみる」など、何かしらの回答を相手から聞いたら、その場から立ち去るか話題をかえます。


何かの出来事によってイヤな気持ちがしたとき、私たちはつい我慢しがちです。そしてそれが知らず知らずに自分の中にたまっては、ついに爆発してしまったり、自分を責めてモヤモヤしたり、自分でもイヤだなーというイヤミな行動をしてしまったり少なくありません。


人に何かを言っていくとき、最初は不安や恐れもあり、緊張のあまり言い終わってからグッタリということもあるかもしれません。最初から、うまくは言えないかもしれません。でも、ひとつひとつ小さな簡単なことから、言いはじめましょう。ぎりぎりまで我慢してから言うのではなく、その場その場で率直にシンプルに、小出しにしていくのがコツともいえます。


気楽にスッキリと率直に伝えることができれば、相手と気持ちのよいコミュニケーションをしていくことができます。誰も我慢する必要はないのです。


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