木々の緑の香りが心地よい風とともに香る季節になりましたね。
みなさん、こんにちは。 松橋順子です。
4月は、新入学、進学、就職、また、転勤や配属部署の変更などにより、自分のまわりの環境が変わり、あらたな環境への適応が求められていると同時にコミュニケーションにとまどいを感じた方もいらっしゃることでしょう。
新しい人間関係、新しい環境にかかわらずとも、日々の中で不可欠なのが“コミュニケーション”、“会話・コミュニケーション”ですね。
私たちは、自分との会話(考え)、そして人との会話の中で、毎日を過ごしています。
「人生は会話なり」という言葉がありますが、“会話”というものの中に、お互いに影響しあう行動やふるまいも含めると、たしかに人生は会話で成り立っているようにも思えてきます。
そこで、ここでは“会話・コミュニケーション”にまつわることからいくつかをご紹介させていただきましょう。
「すべてのコミュニケーションには目的がある」
私たちが交わすすべてのコミュニケーションには目的があります。
何気に話すひとことや世間話、また相手へのしぐさも同様です。
「今日は暑いですね」から始まるような他愛のない世間話にはたいてい「そうですね。暑いですね」と答えますよね。本当に暑いと思っているかどうかなど、あまり考えずに。
ここで、「いつと比べて暑いんですか?」とか、「気温何度以上を暑いというんですか?」とか聞いてしまうと、なんとなく気まずい感じになったりすることもあります。
また、たとえば彼女が「今日は朝から電話は鳴り続けだし、提出する書類は多いしで、もう大変だったのよ」と話し始めると、たいていの彼氏は彼女を助けようとして、「それには、まず起こってくることを~して、こうすればいいんだよ」とアドバイスします。
すると彼女は、「いえ、そうじゃなくって・・・」とさらに細かく今日の出来事を話し始めます。すると彼氏は「だからこうして、あーして・・・」、「もう、あなたって何もわかってないんだから・・・」と彼女。何かうまくいっていない感じがしますね。
コミュニケーションの目的としては、指示 ・確認 ・伝達 ・課題解決 ・依頼 、また、共感 ・共有 ・承認 ・励ましなどを求めるものもあります。
「今日は暑いですね」も「今日は大変だったの」という話も、“この会話の目的は?”というと、何だと思われますか?
決して『細かく分析してほしい』とか、『解決策がほしい』ということではなさそうです。
相手と自分の体験を『共有したかった』ということだったり、『共感してほしかった』、あるいはただ「大変だったね」と『ねぎらってほしかった』ということだったりするわけです。
他愛のない世間話は、自分の体験を共有してもらい、「そうですね」と共感してもらうことでその人を近くに感じたり、安心したりすることができます。
人間としての欲求の中には、確かに、共有や共感、承認を求めるものがあります。
自分と相手との会話について、ちょっと“止まって観て”みましょう。
ここでの“止まる”は『相手のこれからの会話の目的は何だろう』と意識を向けることです。できれば話しかけられたときに意識してみます。そして、『どんな目的があるか』を観る、相手の目的を考えながら聴いていきます。会話が終わってからでもかまいません。
相手との会話を思い出して、相手の話の目的を考えてみてください。
相手の会話の目的を知れば、その目的に沿って話しをしていくことができます。それによって、相手がその目的を果たした満足感(本人が認識している、いないにかかわらず)を得ることができれば、お互いの人間関係もよりスムースに深めていくことができます。
1日に1回だけでも、『相手のコミュニケーションの目的を知る』ということを意識していくと、気持ちのいい、成果のあがるコミュニケーションの数が知らず知らずに増えていくかもしれませんよ。
■「コミュ二ケーションスキル講座 1日特別コース」東京開催■
<リスニング・スキルコース><アサーション・スキルコース>
「聴くこと」と「伝えること」に焦点を当てた一日セミナーです。数々の実習を通して、コミュニケーションの基本的考え方や具体的なスキルを身体になじませます。人間関係力、コミュニケーション力を強化して、良好な人間関係やあなたの欲しい結果を手に入れましょう。
<リスニング・スキルコース>2/28(土)東京、<アサーション・スキルコース>3/1(日)東京
★詳しくはこちら http://www.ssigrp.info/llc/090special/1_1.html