ライフラーニングセンター:コラム

第95回 近藤 哲生 エッセイ

2007.7.26

■ 第4回 【創造脳】の使い方~その4
   
こんにちは。ブレーントレーナーの近藤です。
最終回は目標達成に不可欠な行動を起こし続けていくときに大切な、
「自分が自分をどう思っているか」についてお伝えします。

「自分をどう思っているか」を自己認識と言います。
「私は○○です」といった言葉です。
この言葉は、日ごろは気づかない潜在意識にあって私たちの振る舞い、
ひいては目標達成に大きな影響を与えます。

その理由が、NLPの分野でロバート・ディルツ氏が提唱している論理レベル
と言われる意識のモデルから分かります。

論理レベルのなかで、自己認識は、自分が「どこにいるか(環境)、何をして
いるか(行動)、何ができるか(能力)、なぜしているか(信念・価値)、
何者か(自己認識)」といった階層の最上部に位置づけられます。

自己認識は下層の影響も受けていますが、下層の信念、能力、行動、環境を
強く支配しています。

このように自己認識は目標達成に大きな影響を持っています。

例えば、ここに一人のセールスパーソンがいて、「私は腕の良くないセールス
パーソンだ」といった自己認識を持っているとしましょう。

そこから自分はあまり売上を獲得できないと信じ、信じ込みから売上を獲得す
る能力を発揮できず、そして売上を獲得する行動もとらず、今いる場所は
販売しやすい場所ではないと考えます。

「私は腕の良いセールスパーソンだ」と自己認識を持っていると、自分は売上
を獲得できると信じ、信じているから売上を獲得する能力を遺憾なく発揮でき
売上を獲得する行動を大いにとり、今いる場所は販売しやすい場所だと考えます。

先例のように自己認識は信念から環境までに強く支配しています。

そのことを多くの方が初耳であるために、目標達成にむけて、自己認識を変え
るのではなく、「もっと良い環境や能力があったらいいのに」と苦労をして
いるのです。では役に立つ自己認識を手に入れるにはどうするか。

解決策は、自己認識を効果的に探求できるイメージ活用をとおして、自己認識
を目標達成に役立つものに変えることです。

イメージ活用を学べる機会を創れないという方は、自己認識を変える
「私は○○です」といったアファメーションを根気よく続けるのも
1つのやり方です。

アファメーションは肯定的な自己宣言や深層自己説得とも言われます。その
言い回しは、肯定形、現在形、断定形の3つをそろえていることが必要です。

言い回しを肯定形にするのには理由があります。
それは、否定形の言い回しに反応する脳の性質があるからです。
例えば「私はダイエットのために過食をしない」と表現すると、過食をしてい
るイメージが頭をよぎり、つい過食をしてしまいます。
それを避けるために肯定形にします。

現在形にするのも、これまた脳の性質からきています。言葉で表現しているイ
メージに脳が実際にそうあるようにとらえてくれるので効果的です。

断定形にするのは言い回しで表すイメージにインパクトを持たせ、脳に対して
同じく効果的にするためです。

以上から、アファメーションの一例は「私はみんなに信頼されている」と
いった言い回しになります。

アファメーションを創ること自体が効果的な創造脳の使い方です。

最後にお知らせ。目標達成に役立つ自己認識を手に入れられるイメージ活用を
学べるチャンスが【創造脳】開発セミナーにあります。

さて以上でこのシリーズは終わりです。

このシリーズでお伝えしたことをそのうちにとは言わず、できるところから
すぐに実践して頂ければ幸いです。実践したあなたが目標達成や思い通りの
やる気を手に入れられることを影ながら応援しています。

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