ライフラーニングセンター:コラム

第91回 松橋順子 エッセイ

2007.6.27

■ 第4回 「~ この人たちと一緒に  マスターマインド応援号 ~」 
    
少し前のこと、何気なくTVをつけると
“装丁家”の鈴木成一氏が対談をされていました。
鈴木成一氏は“金持ち父さん貧乏父さん”を始め
多くのベストセラーとなった本の装丁を手がけた方です。

本は“こういう風になりたい”と言ってくるそうです。
その声を聴いて、いかにその声に忠実に表現してあげられるかが
うまくいくかどうかの分かれ目だそうです。

そして、仕事が少なく食えない時代のさなかにも人に媚びることなく、
依頼された本が訴えかけてくる声だけに耳を傾け、
それを表現していくことに妥協を捨てたとき、
自分の周りには、自分を理解してくれる人だけが残り、
多くのことがうまくまわり始めたそうです。

依頼を受けるかどうかは、
その本が有名な著者かどうかより
担当者の想い、その人と仕事がしたいかどうかが重要と
少しはにかんだ感じで語る鈴木氏。

日々毎日を過ごしていく中で、かなえたい夢があります。
やりとげたいことがあります。
それらを目標にして、走っていく中での多くの出会いがあります。

ふと振り返ると、学生時代から、
そして社会でいくつかの職場を経験することを通して
多くの人たちと出会ってきました。

ある目標をかなえるために必要なことを書きだして、
必要な情報を得るために人に会うこともあります。
今追いかけているプロジェクトのためだけの出会いもあり、
プロジェクトが完了すると同時に解消していく人間関係もあるでしょう。

自分がワクワクすること、自分の中心にしっかりと根ざしたことにこだわって
まわりとの調和をはかりながらも、そこを譲らずに生きはじめてから、
まわりの人間関係もずいぶん変ったような気がします。

“このヴィジョンを達成するために”と仲間をつのるのもいいけれど、
“この人たちとなら何やってもいいよね”と思える仲間もあります。

なんだか一緒にいると居心地がよくて、
でもそれはいつもお互いのヴィジョンにつながっていて、
一緒にいるとお互いがより輝き笑顔が生まれます。
そしてプロジェクトを組むと、
それぞれがしっかりと動き出す素晴らしい仲間です。

自分は何にこだわって生きたいか。
あるいは何にこだわらずに生きたいか。

どんな人たちと過ごしたいか。
どんな人たちと人生のヴィジョンをかなえていきたいか。
どんな人たちの応援がしたいか。

あらためて自分に問うきっかけとなりました。

この人たちと一緒に、さぁ次は何をしようか
といえる仲間がいることの幸せに
心からありがとう。

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