ライフラーニングセンター:コラム

第89回 松橋順子 エッセイ

2007.6.13

■ 第2回 「~ ダイジョウブ ワクワク応援号 ~」     

♪~きっと~♪~ダイジョウブ~♪♪

ふと聴こえてきた歌に惹かれて、CDショップに入りました。

店員さんに聞くと小田和正さん(元“オフコース”というバンドのメンバーだった方)の
“ダイジョウブ”という曲とのこと。そのままフラフラとCDを買ってしまいました。

CDを買うのは、久しぶりです。

実は、“ダイジョウブ”は、私にとって魔法の言葉です。
日々の中で、大きな目標やちょっと苦手なことに一生懸命立ち向かっているとき、
必死になって頑張っているときがあります。

頑張っても頑張ってもうまくいかないとき、ふと弱音が出るときもあります。
「あーもう疲れちゃったなー」なんて。

そんなときは続けて「でも、ダイジョウブ」って言います。
“ダイジョウブ”と口に出していうと、“ダイジョウブ”な気がしてくるからです。

家に帰ってあらためて聴いていると、
なんだか心がゆったりとあたたかくなってくる感じがしました。

いろいろなことが、思い出されてきます。

哀しくて仕方なかったあのとき、友達と一緒に中島みゆきの歌を、
朝までカラオケ屋さんで歌ったっけ。新婚当時、小さなことでけんかになって「ちょっと出てくる!」
と家を飛び出したあのとき、頭を冷やして戻った家から流れてきた、
私の好きなチャゲ&飛鳥の歌。

そして、せつない恋をしていたあのときに聴いたオフコースの歌。

自分の気持ちや想いをあらわしてくれている歌を歌ったり、
聴いたりしていくうちに、心が元気になってくれる気がします。

♪~その笑顔は どんな哀しみにも
  決して 負けたりはしないから
  君の 大切な人にも 風に乗って きっと 届いてる~♪
         (小田和正CD“ダイジョウブ”より)

小田さんの歌は応援歌だと、ふと気づきました。

そういえば、自分の気持ちをうまく言葉にできない時にも、その自分の気持ち
を語ってくれるような歌を聴いたり歌ったりしてきたなーと思い出します。

2001年9月11日アメリカで起こったテロ事件。当時ニューヨークにいたというDreams Come Trueという音楽グループの吉田美和さんが、
「ニューヨークはいつも音楽で溢れていた街だったのに、あの時は街中がシーンとしていて、何の音楽も流れていなかったの。当然といえば当然なんだけど、街を歩きながら『いやだ!違う!』って思って。『こんな世界はイヤだ!』って痛烈に思った」
と語っていたのを思い出しました。

♪~自信なくさないで 少し 戻るだけ
  君をなくさないで きっと ダイジョウブ~


  明日へつながる あの 広い空へ
  高く 高く 心 解き放つんだ
  忘れないで 君の その笑顔は
  いつだって みんなを 幸せにしている


  人生は こうして 続いてゆくんだろう
  間違っても 何度 つまずいても
  でも 小さな その物語に
  答えは ひとつじゃないんだ~♪
        (小田和正CD"ダイジョウブ"より)

さあ、顔をあげて、もういっちょういきますか。
今、この瞬間を、できるところからやっていくとしますか。
自分の、自分の大切な人たちの笑顔のために。

ライフラーニングセンター:コラムのバックナンバーはこちら