ライフラーニングセンター:コラム

第52回 足達 大和  エッセイ

2006.9.27

■ 第1回  「もう一つの成功」    

みなさんいかがお過ごしですか。
足達です。


さて、今回は「もう一つの成功」というテーマで、
皆さんの日常にお役に立てることをお伝えします。


「成功」というと皆さんはどんな人を想像されるでしょうか。

よく巷にある成功観というのがあります。


たとえば、別荘を持っている、高級な車を持っている、
そしてヨーロッパ調の家具で暮らしている、いくつもの会社を海外でも経営している。
と、いったものです。


このことはこれで、素晴らしいことですが、
ここでお伝えする「もう一つの成功」とは、
自分が幸せを感じる等身大の自己実現を意味します。


あるお話をご紹介します。


あるとき大富豪が、南国の島にバカンスに出かけました。
一人、優雅に散歩をしていると現地の若者が上半身裸で魚釣りをしていました。


その大富豪がその青年に聞きました。
「ここは、魚は釣れるのかね」


青年は答えます。
「ああ、よく釣れるよ」


大富豪はさらに聞きます。
「よく釣れるのであれば、お金持ちになるために、その魚を材料に缶詰工場を
経営したらいいと思うのだが、なぜ、しない?」


青年は答えます。
「工場を経営してどうなる?」


「うまくいけば各国に工場を作って会社を増やしていくのだが・・・」
大富豪は答えました。


「各国に工場を増やしてどうなる?」
青年が聞きました。


大富豪は答えます。
「それは君、お金も手に入り、別荘など作って優雅に過ごすことができる」


海を見ながら青年はまた聞きます。
「別荘を作って、そこで何をする?」

大富豪は答えます。
「そうだなぁ、一人優雅に釣りでも楽しむだろう」


そうすると裸の青年が答えます。
なんだ、あなたは、私のようになりたいのか


私たちの成功は、何を持っているかではなく、どうありたいか(BE)が
大切なポイントなのかもしれません。


どうなりたいか、どうありたいか。
もう一つの成功の大切なエッセンスです。


足達大和

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