2009.4.30
■ 今週の素敵な言葉
“The best and most beautiful things in the world
cannot be seen or even touched.
They must be felt with the heart.”
By Helen Keller
『この世で最も美しいものは、
目で見ることも手で触れることもできないものです。
それは心で感じるはずのものなのです。』
ヘレン・ケラー
みなさん、こんにちは。
坂口薫(さかぐちかおる)です。
今回私が選んだのは、米国の聾唖(ろうあ)著述家ヘレン・ケラーの言葉です。
こんな素敵で優しい言葉をヘレン・ケラーが口にすることで
言葉に深みが増しますし、だからこそ、説得力のある言葉になるわけです。
最終的には言葉が人を選ぶ、と私は思います。
どんな人間でもたいそう立派な言葉を発することは可能ですが、
受け取り側に多少の分別があれば、
その言葉が本当にその人の心の奥から発せられているのか、そうでないのかは
分かるものです。
私は、時々このヘレン・ケラーのような『本物の言葉』に出逢うと、
全身に鳥肌が立つ思いというか、
脳みそをガツンと殴られるかのような衝撃を受けます。
「私は今まで何をしていたのだろう。私はまだ何も分かっていない。」
と目を覚まさせてくれる言葉です。
同時に、私もヘレン・ケラーのように
『目で見ることも手で触れることもできない、心から美しいと思えるもの』
を、死ぬまでにたくさん感じたいと、痛感させられるのです。
言葉自体が、言ってくれる人を待っています。
その言葉を口にするふさわしい人を待っているのです。
私にはいくつの言葉が待っていてくれるのか、と思ってしまいます。
どんな言葉にも恥じない人生、なんてあり得ないかもしれませんが、
目指したいところではあります。
坂口 薫
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ヘレン・ケラーは大変有名ですので、今さら詳しく説明する必要もないかと思いますが、
念のため簡単にご紹介しておきます。
1882年、2歳(生後19か月)のときに熱病にかかり、
医師と家族の懸命な治療によりかろうじて一命はとりとめたものの、
聴力と視力を失い、話すことさえできなくなりました。
この事から、両親からしつけを受ける事の出来ない状態となり、
非常にわがままに育つ事となってしまったのです。
1887年、彼女の両親は聴覚障害児の教育を研究していた
アレクサンダー・グラハム・ベル(電話の発明者として知られる)を訪れ、
彼の紹介で家庭教師の派遣を要請しました。
3月3日に派遣されてきたのが、
同学校を優秀な成績で卒業した当時弱冠20歳のアン・サリヴァン(通称アニー)
だったのです。
サリヴァンはその後約50年にもわたってよき教師として、そして友人として、
ヘレンを支えていくことになります。
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