2007.9.26
■ 第1回 【 学び方を学ぶ 】
みなさん、こんにちは。
ブレイントレーナーの近藤です。
虫の声が耳に心地よく響く頃になりました。
読書や勉強、様々なことを学ぶのに最適な季節になりますね。
今回から4回シリーズで勉強を効率的にできる方法をお伝えします。
お伝えするのは、つまり「学び方を学ぶ」ことです。
勉強に必ずついてまわるノートの活用についてこれから一緒に考えましょう。
実は、勉強の効率を驚くほど向上させるノート法があることをご存じですか。
そのノート法は驚くほど勉強に効果的なため、世界的に注目されています。例えば、国際的学力試験のうち読解力テストで1位のフィンランドと2位の韓国はその効果の高さから、教育にそのノート法を導入しています。ちなみに同じテストで日本は14位です。
もちろん、日本はそのノート法を教育に採用していません。採用していないことは読解力の成績と直接に関係はないにしても、読解力は様々な学力の集大成です。前述の国ではそのノート法が総合的な学力向上に寄与しているのでしょう。
では、皆さんがやっている従来のノート法はどうでしょうか。ノート取りに時間をかけている割には、勉強に対する効果があまりないかも知れません。
もしそうだとしたら、従来のノート法では脳全体が使われていない可能性があります。具体的には、数字や言葉など左脳の活動に偏った脳の要素を中心に使っていたり、黒や青色などモノトーンの色遣いであまり右脳の活動を刺激しない点もあげられます。
つまり従来のノートは左脳偏重で脳全体を使っていないのです。
勉強を驚くほど効率的にできる秘訣の一つに「右脳も左脳も活用し、脳全体を使う」というものがあります。
その背景が左脳と右脳の情報処理能力の差にあります。左脳の情報処理量は毎秒40ビット。ビットは情報を計る単位です。右脳の情報処理量は毎秒一千万ビットです。比較にならないほど右脳の情報処理能力は優れています。
ところがこれまで日本の教育では右脳、そして脳全体を十分に活用できるノート法を学ぶ機会がありませんでした。だからあなたを始め多くの人が勉強で悩むことになった訳です。こんなことで良いのでしょうか。良いはずないですよね。
その状況を解決するのが、私たちが本来持っている力を十分に引きだすために、脳全体を自然に使うノート法、マインドマップです。というと「あ、知っているよ。でもあんまり効果を感じないね」といわれるかも知れませね。
なるほど。よく分かりますよ。我流やマインドマップもどきのマインドマップを書いていた頃の私もそう思っていましたから。でも正式なルールに沿ってマインドマップを描いたときその考えは、ガラリと変化しました。グングン記憶力が高まり、アイディアがドンドン湧いたのです。
そこまでいうのは、正直、学生時代は劣等生だった私が国家資格の試験勉強にマインドマップを活用して、試験に合格できたからです。そのとき「ノートの取り方次第で頭って良くなるんだ」と目からうろこが落ちる思いをしました。
そうなるのはマインドマップの正式な描き方が、数字や文字も含め、アイコンや絵、色や動きなどを豊富に使うために、右脳の働きを優位にし、私たちの脳全体を使うからです。では従来のノート法にそれらを取り入れたらどうか。
もちろん、従来のノート法に絵や色をいれると学習効果が増します。大事なところを目立つ色で筆記すると記憶に残ることからも分かります。しかし、脳全体を使うマインドマップの学習に対する効果の高さには全くかないません。
なぜならば、どんな描き方が記憶力や創造力を高めるのか、30年前から脳と学習の世界的な権威トニー・ブザンがノート法を研究した成果の集大成が、マインドマップだからです。
さて勉強の秋本番。
あなたも脳全体を使って勉強を楽しくやってみませんか。
第2回へ続く
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